日本列島付近には、
海洋プレートである太平洋プレートとフィリピン海プレートがあり、
陸のプレートであるユーラシアプレートと北米プレートがある。
太平洋プレートは西に、フィリピン海プレートは北西-北北西に動いて、
それぞれ海溝あるいはトラフ(六〇〇〇メートルより浅い溝をトラフとよぶ)から
ユーラシアプレート、北米プレートの下に沈み込んでいる。
ところが、海洋プレートに少し大きな陸の塊が乗っていると、
海溝やトラフで沈み込めずに、陸側に衝突してしまう。
たとえば、関東山地の南にある丹沢山地は、
フィリピン海プレートに乗って移動し、
およそ五〇〇万年前に関東山地に衝突したものである。
このときに押されて隆起した関東山地から、
その南側の海にたくさんの礫が流れ込み、礫岩層をつくった。