2010年10月アーカイブ

女王は最初に産んだ働きバチが餌集めや育児を担当するようになると、産卵に専念します。


働きバチが次々に生み出され、コロニーが成長していきます。


晩夏あるいは秋になると、コロニーでは、働きバチでなく、新しい女王や雄バチが生まれるのです。


雄バチは、未受精卵がそのまま艀化したものですが、新女王は、働きバチと同じ受精卵から艀化した幼虫が、餌を多く与えられることによって大きく成長したものです。


有性生殖によって次世代の生産にかかわる雄バチや新女王が生まれ始めると、そのコロニーはそろそろ終わりの時を迎えます。


雄バチは、羽化するとすぐにコロニーを離れて移動し、自分で花から餌を得ながら命をつなぎ、移動した先で新しく生まれた女王との交尾のチャンスを待つのです。


雄バチも働きバチも旧女王も死に絶え、交尾を済ませた新女王だけが、地下のねぐらを探して冬眠に入ります。


そして翌春、冬眠からめざめた女王が、新たな自分のコロニーを創設します。


一方サクラソウは、トラマルハナバチの新女王が冬眠からめざめ、巣外で盛んに訪花活動をするコロニー創設期に合わせて花を咲かせます。


トラマルハナバチの女王をサクラソウの花のパートナーと考える理由は、花の形態です。

ハチはどんな風に暮らしているのでしょうか。


ちょっと気になったので調べてみました。


1.春、女王が冬眠からさめる。


2.営巣を始め、産卵。


3.子育て。


4.蛹(さなぎ)になる頃、次の産卵。


5.最初に生まれた働きバチに餌集めをまかせ、産卵に先年。


6.数回の産卵をすませ、女王は死ぬ。


7.夏の終わりから秋にかけて新女王と雄バチ誕生。


8.新女王の交尾。雄バチは死ぬ。


9.新女王が冬眠に入る。


・・・と、こんな具合なんだそうです。


春先、女王というよりはむしろ、巣内外の仕事を一手に引き受ける働き者のお母さんというほうがふさわしい彼女たちが訪れる花は、蜜を花の奥深くに隠しています。


マルハナバチの女王は、働きバチより一回り体が大きく舌も長いためです。


もちろん女王の花は、女王たちが自ら外に出て餌集めをする春に咲かなければなりません。


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